お家環境による健康被害〜化学物質過敏症〜

お家環境による健康被害について書いてきましたが、いかがでしょうか。

住宅をどのようにリフォームすればいいのか、どんな対策をしていくべきなのかという判断材料として、参考にしていってくださいね。

今回は化学物質過敏症という症状についてお話ししていきます。この病気はシックハウス症候群に似た、頭痛、吐き気、目のかゆみ、といった症状が発生するのです。しかし、シックハウス症候群と異なり、この病気の場合は、一度発症してしまうと現在の医学でなかなか対処が難しいとされています。

原因はやはり、化学物質を体内に取り込みすぎたことによるため、前回の記事でお伝えしましたような対策が必要になってくるでしょう。

化学物質過敏症は、突然発症する可能性もありますが、シックハウス症候群から派生して発症する可能性もあります。そのような兆候が見られた時点で早急の対処が得策です。

このように、室内というのは基本的に様々な化学物質が発生しており、人体に悪影響を与えるものも多くあります。
もし、ご自身の住宅が気になるようでしたら、健康住宅指向へご検討してみてはいかがでしょうか。

次回はお家環境による健康被害における、アスベストについて書いていきます。

お家環境による健康被害〜シックハウス症候群〜

お家環境による健康被害というテーマで前回、前々回、と書いてきましたが、今回はシックハウス症候群についてお伝えしていきます。

シックハウス症候群に関して、耳にしたことが多い症状ではないでしょうか?
しかし、詳しい症状、どういった内容の病気なのか、という点について詳しくご存知の方は少ないと思われます。

今回はシックハウス症候群が、どういった病気なのか、その原因についてお伝えしていきます。

まず、シックハウス症候群とは、頭痛や、吐き気、体のだるさ、などの症状を引き起こすことです。
その原因としては、住宅に使われる材質の化学物質によるものだと言われています。
これは、近年の日本の住宅が木造から鉄筋へ変わったということと、外気と室内の空気を完全に隔ていることによって、有害物質が室内に充満したままであることが原因だと考えられているのです。

この原因を聞いても、冬場の寒い期間に窓を開ける、というのは非常に辛いことですよね。
そのため、なるべく天然素材を用いた内装にしたり、換気できるシステムを導入したりすることが、対策としてあげられるのではないでしょうか。

次回は、化学物質過敏症という健康被害についてお伝えしていきます。

お家環境による健康被害〜ヒートショック〜

住宅による健康被害の中では、様々な問題がありますが、その中でヒートショックという言葉をお聞きしたことがあるでしょうか?

あまり普段耳にすることのない言葉ですが、毎年1万人もの方がこのヒートショックという病気で亡くなっていると言われています。

まず、ヒートショックとは、急激な体温の変化によって血圧が上昇し、血管、心臓へ大きな負担がかかることで起こる病気です。
これは、冬場における家の中で多発しています。多く気温の暖かい部屋から冷たいお風呂場などへ移動した際などに、体がうまく対応しきれずに脳卒中、心筋梗塞を引き起こすために発症してしまうのです。

以前、ご紹介したように、断熱材を使用することで、このような問題を出来るだけ引き起こさないための対策になります。
トイレ、浴室など、気温が低くなりがちな空間では、ヒートショックが起こりやすいため、対策として導入しておくことが好ましいでしょう。

特に高齢者の方がいらっしゃるご家庭では、そのような対策をご検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、次回はシックハウス症候群というお家環境による病気をご説明していきます。

お家環境による健康被害〜高層マンション〜

前回は室内の気温が低いことによる、健康被害についてお伝えしました。
家の環境によって発生する健康被害を今回から5回にかけてご説明していきます。

ご家族と住まわれている方には、お家選びのポイントとして快適さ、心地よさ、利便性、デザイン性など様々な判断基準があることでしょう。
しかし、、健康面ではどうか、という点もご判断の基準として重要視されている方は少ないのではないでしょうか。

まず、高層マンションに住まわれる方について、注意点をいくつか挙げていきます。
高層マンションで暮らすことに憧れを抱く方は少なくありませんが、高層マンションで育った子供はアレルギー体質、低体温症になりやすいと唱える医学者や、研究者がいることをご存知でしょうか?
まだ、科学的な根拠で示されてはいないのですが、実際にこのような傾向があると言われています。

また、車酔いのような感覚がするということから、精神面での問題も挙げられ、さらには女性の出産にリスクを伴うという例もあるようです。

少なからずこういった事例も報告されていることは知っておくことも重要でしょう。

次回は、ヒートショックという症状についてご説明いたします。

寒い家が引き起こす健康被害

日本の冬は肌を刺すような寒さがあり、床は裸足では立っているのも辛いですよね。
それだけでなく、日本の住宅の断熱性は非常に低いと言われています。
冬場の朝、布団から出て準備がすぐに始められないというのは、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?
今回は、そのような場合に起こる健康被害についてお伝えします。

布団の中の温度と、冷えた空気との温度差が20度以上ある時、体には大きな負担がかかっているのです。
こういった体への負担は健康にとって被害を及ぼしてしまっています。
例えば、体の冷えによっては、発熱、貧血、低血圧症、動脈硬化、といった健康への影響が考えられます。

そのため、室内の低い気温は改善する必要があるのです。
だからと言って、なかなか夜通し暖房をつけっぱなしにするのもあまりオススメできませんし、電気代なども気になってきますよね。
だからこそ、以前お伝えしたような、断熱性のある家づくりというものが大切になってくるのです。

次回からは、室内における健康被害にはどういったものがあるのかという点についてご紹介していきます。

無垢材を用いた家づくり

以前、断熱性のお話しをしましたが、今回はその断熱性という特徴がある無垢材という素材についてお話ししていきます。

まず、無垢材とは、合板や集成材と違い、使用する形状で丸太から切り出した木材のことです。木が本来もっている温かみや、柔らかさを感じられる素材で、断熱性の優れた天然素材とされます。
材料としましては比較的良質で、多くの住宅で内装として用いられている非常に人気のある木材と言えるでしょう。

健康で元気な生活を送っていくためには、人と地球に優しい無垢材を使用し、生活の中に快適さを感じられるようにするのも一つの方法です。

冷たいフローリングの床ではお子様が寒い、と感じてしまうところ、無垢材を用いた床にしましょう。そうすることで、冬場でも裸足で歩くことができる上に、柔らかさを感じられるため、心地よさが感じられるというメリットもございます。

断熱材を用いた家づくりをしていくことで、以前ご説明したような健康被害も最小限に抑えられますので、無垢材を用いた家づくりといいうのは非常にオススメな選択です。

次回の記事では、断熱材のない寒い家で暮らすことで起こる健康被害についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

断熱性によるご家族の健康

健康住宅とはどういった住宅のことでしょうか?

小さなお子様、お年寄りのご家族と住まわれている方にとっては住宅による健康被害は気になるポイントの一つなのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、断熱性というポイントから、健康住宅に関する内容を書いていきます。

まず断熱性の低い住宅ではどういった問題が起こってくるのかということですが、冬の気温が低い期間では「結露」と呼ばれる現象が起こるということはご存知でしょうか?
これは空気中の水分が、窓際などの温度の低い部分で液体化し、表面に現れてしまう現象ですが、これは住宅のいたるところで起きてしまうのです。
表面に現れた水分はカビの発生を促し、さらなる断熱性の低下を引き起こすので、これによって多くのカビが発生するという非常に悪い状態にしてしまいます。
カビの発生はカビを餌にするダニの増加に繋がります。

こういった悪循環は徐々に、健康に被害を及ぼすため、しっかりとした断熱性のある材料を用いることはご家族の健康を保つためにも非常に有効な手段になるのです。

断熱性の高い材料として無垢材という材料をご存知でしょうか?
次回の記事ではその無垢材を用いた家づくりというテーマでお話ししていきます。

店舗の内装の決め方〜心理〜

前回まで、「個性」、「動線」といった部分を意識した内装づくりについてお話ししましたが、今回の記事ではさらに、お客様の「心理」という点も加えてご説明していきます。

ビジネスにおいて、様々な人間心理を利用した経営の方法がありますよね。
例えば、配置による心理や、広さ、色による人間心理などがあり、実際にこういった仕組みはすべての職業に通じるものがあるでしょう。

店舗を構え、運営を行っていく上でも、このような人間心理をしっかり意識して内装を決めていくことが重要です。

今回お伝えいたしますのは、左回りの心理というものです。
人は、入店してから退店するまでに、店内を左回りで見ていくという心理があると言われています。
これをどのように利用するのかというと、お得な商品、目につきやすい商品を左側、高額な商品を右側といったような設置の仕方で、うまく購入の動機を促すといった方法です。
こういった人間の心理をある程度抑えた上での内装づくりをしていくことで、お客様にとっても見やすい、買いやすいお店になるのではないでしょうか。

以上、3回に渡り「個性」、「動機」、「心理」についてご紹介しましたが、内装をお考えの方は申し上げたポイントを意識してみることをオススメいたします。

店舗の内装の決め方〜動線〜

前回は、店舗の内装を決める上で、個性を出すということが重要であるというお話しをしました。自分の店舗では楽しみながら決めることができるため、そういった部分は多くの方がすでに取り組まれている内容です。
しかし、楽しい内容ばかりではなく、しっかりと抑えておかなければならない内容もあり、そういった内容のうち、今回は「動線」を考えるという部分をお話ししていきます。

まず、動線と聞いてもあまりピンとこない方もいらっしゃいますよね。
動線というのは、入店されたお客様が店内で歩く道筋のことを言います。
小売店では、特にこの動線をできるだけ長くとれるように意識しなければなりませんし、飲食店などでも店員とぶつからないような動線を意識して設計しなければなりません。
この動線というものを意識して作ることで、お客様が商品を見る機会が増えたり、従業員にとっても働きやすい環境づくりができますので、非常に重要になってきます。

これら、「個性」と「動線」を踏まえた上で、次回お伝えする3つ目の要素を組み込んだお店づくりをして、お客様に自社の強い印象付けられる内装を決めを行っていってくださいね。

店舗の内装の決め方〜個性〜

飲食店、ショップ、クリニック、サロン、などの店舗では、実際にお客様が入店された際の店内の雰囲気が非常に重要になってきますよね。

オシャレな内装にすれば良いのか、こだわりのデザインにすれば良いのか、内装を決めていく上でどうすれば良いのか、基準がよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方々に向けて、今回から3回にわたり店舗の内装について、決める際のポイントについてお話ししていきます。

まず、お店の「個性」を出しましょう。
つまり、ご自身がお店に対してどういったコンセプトで取り組んでいきたいのかということです。
例えば、どういったお客様にどういった印象を感じてもらいたいのか、他のお店とここが違う、という差別化の部分を明確にした上で、内装という形あるものでお客様に伝えていかなければなりません。
こだわっている部分を他のお店との違いという点で表現した内装にしていきましょう。

また、個性を出すということ以外にも、押さえておくべきポイントも多くあるため、次回の記事では「動線」ということについて伝えしていきます。