場面によって照明の色を使い分けてみよう その2

前回、照明には昼光色、昼白色、電球色の3種類が存在し、それぞれ使用するのに適した場面が存在するというお話をしました。今回も「場面によって照明の色を使い分けてみよう」をテーマにお話ししようと思います。

・リラックスしたいときや快適な睡眠をとりたいとき
暖色系の色には、睡眠に効果のあるホルモンの分泌を抑えにくい働きがあるようです。そのため、眠りを妨げにくいという特徴があります。ですので、リラックスしたいときや快適な睡眠をとりたいときは、色温度の低い赤みのある電球色がおススメです。ほっとするような空間、落ち着きのある空間を演出するにはうってつけの照明だといえます。

・食事をするとき
食事をするときも赤みのある電球色をおススメします。なぜなら、暖かみのある電球色は料理をおいしく見せ、皿も綺麗に見せる効果があるからです。陰影がはっきりするため、料理に立体感が出るのです。

場面に合った照明の色についてお話してきましたが、いかがでしたか?
ご紹介してきた色の特徴などから、子ども部屋やオフィスのような活動的な場では昼光色、飲食施設や寝室には電球色が好まれる傾向にあります。ぜひ、このような特徴を踏まえたうえで、自身の生活にも取り入れてみてください。