住宅の中でもキッチンは時代の流行に左右されるモノの1つです。
今から50年ほど前には、かなりの数の住宅が建築されましたが、その当時の時代のキッチンは壁付き型のキッチンがほとんどでした。
壁にくっついているタイプで、ちょうどリビングに背中を向けて調理や皿洗いをする感じになります。
20年ぐらい前からは、対面式キッチンが流行し始めました。
別名ペニシュラキッチンと呼ばれています。
壁付き型キッチンとの違いは、リビングに背を向けるかどうかです。
対面式キッチンはリビングの方を向いて料理をするため、テレビを見ながらもできますので便利です。
最近は、アイランドキッチンも人気があります。
アイランドキッチンは完全に壁から離れており、リビングの中にキッチンがドンとおかれているのが特徴になります。
ペニシュラキッチンはアイランドキッチンの左右のどちらかが壁にくっついている形になります。
間取りの制約が比較的少ないため、狭い日本の住宅では、最もポピュラーなオープンキッチンでです。
アイランドキッチンに比べると機能性が低いことが欠点です。