サーモウールとは?

住宅を建築する場合には、断熱材が必要になります。

断熱材の役割は、特に冬場の外気の寒さを室内に入れないようにするためにあるのです。

人間で言えば、毛皮のコートを着て外出するようなもので、家にも断熱材というコートを着せてやることで、家の中は暖かい状態を維持することができるようになります。

サーモウールは羊毛断熱材と言われており、従来から日本で使われている断熱材よりも保温機能が高いのが特徴になります。

また、湿度も適度に保つことが出来るのも見逃せません。
サーモウールを入れることでお部屋の湿度を50〜60%に保つことが出来るのです。

冬場の乾燥した時期は湿度が30パーセントから40パーセントぐらいになってしまうことが多いですが、サーモウールを利用することで、人間がちょうどいいといわれる湿度を維持することができます。
これは、小さな水分子を吸着させることで実現し、室内の体感温度を快適にします。

さらに、サーモウールには、揮発性の臭い成分を吸着する役割があります。
これにより、住宅を建てたばかりの臭いを吸収することができます。