無垢フローリングで注意したいこと

無垢フローリングを使う場合、いくつかのデメリットを頭にいれておく必要があります。

まずは鉄やプラスチックのように品質を均一化はできないということです。

自然素材を使うので、当然使う木材の種類や場所によって品質は違い、一つ一つに違った個性を持っています。

「展示場で見たのとまったく同じ木目のものを」と言っても、それは不可能です。

これは無垢材の良い点でもあり、悪い点でもあります。

そして、キズや水分によるシミができやすく、日々の手入れには気を遣わなければなりません。

こぼした水をそのままにしておくと、そこからヒビが入って割れたりもします。

元々の木材の乾燥が不十分な場合も、施工後に乾燥していく過程で曲がりや割れのような形状の変化がみられることもあります。

また、無垢フローリングの代表的なデメリットとして床がギシギシと床鳴りすることがある、という点が挙げられます。

これは時間の経過とともに落ち着いてくる場合もありますし、補修をしなければ治らない場合もあります。

音の程度も様々ですが、音に敏感な人はこの点を必ず頭に入れておきましょう。