壁紙でリラックスできる空間づくり

色が人間の心理に与える影響が非常に大きいことは周知の事実なので、それを利用してリラックスできる空間づくりに役立てましょう。

壁紙の色で体感温度が変化するので、住んでいる土地の状況・好み・家の間取りを考慮して壁紙の色を決定しましょう。

ピンクやオレンジは暖かみを感じさせるので、雪が多いなど寒くて日照時間が少ない土地にはぴったりの色です。

水色やグリーンなどの涼しげな色は気温が高い土地に向き、精神的にも落ち着く色です。

家族の居心地のいい場所として安心感を与えたい場合は保護色を選びましょう。

茶色や灰色などの彩度の低い色は、一見すると暗くて陰鬱な印象を抱きがちですが、ごちゃごちゃと色々な色の物は置かず、家具や小物の色を合わせると一体感が生まれ、まるで動物の住む巣穴のようになって落ち着ける空間となります。

人間の肌色に最も近いベージュも落ち着ける色の一つです。

真っ白な壁紙だと、目にまぶしく知らず知らずのうちに疲れてしまうことがよくあります。

ほんの少しの茶系の色が加わった優しい色は、違和感なくなじむのでおすすめです。