無垢材とコーティング

最近の住宅の床には多くのフローリングが使われています。

今から30年前、40年前に建築された住宅を見るとわかりますが、当時もフローリングは利用されていました。
しかし、廊下と洋室に利用されているだけで、和室は畳だったのです。

最近の住宅は和室すら減少してしまい、全く和室が無くすべてがフローリングの床になっているか、あるいは和室が1室程度しかない家も多いのです。

このようにフローリングの割合が高くなっている住宅が多いですが、建売住宅ではほぼ合板のフローリングが利用されています。

合板のフローリングは人工的に複数の板を合わせて形を統一させたフローリングです。

これに対して、無垢材のフローリングがあります。
無垢材のフローリングは、自然のままの状態のため、表面は木のぬくもりが伝わるような感覚がありますが、逆に傷がつきやすいという欠点もあります。

そこで、滑りやすさや傷・汚れの付きやすさを軽減するために、コーティングをするのが良いでしょう。

ワックスに比べ耐久性や耐摩耗性、耐薬品性に優れていますし、独特のツヤを消すことも可能です。
また、水を使うことができるためお手入れも簡単です。