無垢材のお手入れ方法

無垢材は丸太から使用する形状で切り出した木材です。

化学物質を含まない自然素材であり、木本来の質感や風合いを楽しむ事ができます。
また、湿度を調整する働きや断熱性にも優れているという特徴があります。

自然そのものの状態である無垢材ならではの良さを長く保ちたいのであれば、米ぬかでのお手入れがおすすめです。

方法としては、履き掃除を行い、乾拭きをしてから米ぬかを使用します。
水に濡れた状態だと、乾くときに表面の油分も飛んでしまいます。
傷みも早くなってしまうため、必ず乾拭きをして無垢材が乾いている状態にしてください。

米ぬかを布にくるみ、染み出す油を塗り込みます。
手で押しながら行うと、圧力と熱で米ぬかの油が良く染みだします。

この方法では直ぐにはっきりとわかる効果はありません。

しかし、日頃からお手入れをすると、無垢材に染み込んだ米ぬかの油分が褐色がかり、年季を感じさせる風合いに仕上がるので、定期的にお手入れを行うようにしてください。

長年かけてお手入れし、大切に扱われた無垢材は艶やかでとても味わいがある風合いに仕上がります。