私たちの生活が欧米化してきた近年では、洋風の住宅が基本となり、フローリングの床が増え、和室を設ける住宅の数が大きく減少しました。
しかし、和室には洋室のようなフローリングの床にはない、高温多湿な日本の気候に適した効果や、畳ならではの落ち着いた和の空間が見直されて、大変注目を浴びていることをご存知でしょうか?
今回は和室のメリットについてお話させていただきます。
1、湿度を調整し、快適空間を作り出してくれる。
皆さんは畳が何でできているかご存知でしょうか?
実は畳はイ草でできており、繊維がスポンジのようで断熱性・保湿性に優れ、湿気を吸収してくれます。
さらに、森林の香りの源と呼ばれる成分も含まれているので、室内にいながら森林浴の効果を得られることができます。
多彩な季節を持っている日本は乾燥や湿気に悩まされがちですが、和室はそれらを解消して、快適空間を作り出してくれます。
2、幅広い用途に使える
何より和室のメリットと言えば、洋室と違ってテーブルや椅子などを固定して配置する必要はなく、
和室で使うものは上げ下げが簡単なものが多く、押し入れにしまうことが容易であることです。
意外と場所をとるアイロンがけや、洗濯物をたたむときには広々とつかえ、少し横になりたい時にすぐに横になれるのも一つも魅力ですね。
ご友人が泊まりに来た時も宿泊部屋としても活用できます。
このように幅広い活用方法がございます。
いかがでしたでしょうか?
洋室が主流になってきた今、リフォームの際に思い切って和室を取り込んでみませんか?
リフォームのことなら「きこりたち」におまかせください。